2011年10月24日

裏磐梯の五色沼散策

先日は磐梯山を登る予定でしたが朝から大降りの雨だったので、登山は中止して裏磐梯の五色沼を散策してきました。
磐梯山は雲に覆われ見えませんでしたが、五色沼の神秘的な色に雨に濡れた紅葉が引き立って中々味わい深かったです。
紅葉も見頃とあって雨の中でも結構、観光客が訪れていました。
雨の中の散策なので長靴を履いて行きましたが、平坦な道なので登山靴よりも却って歩き易いし、水溜まりがあっても全く気にしないで歩けるので良かったです。
ヤマレコにも記録を掲載しました。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-143624.html


るり沼

弁天沼

歩行ルート

2011年10月11日

大風川渓谷

ふくしま緑の百景のひとつである大風川渓谷に行ってきました。

大風川は古殿町からいわき市にかけて流れる小川ですが、渓谷歩きが楽しめて紅葉や新緑が美しいそうです。とは言え、この場所に行くまでが結構大変です。山道を延々と走り、まさに「秘境」のような所にあります。
古殿側(上流側)といわき側(下流側)に入口があります。

古殿側(上流側)の駐車場
上流側の駐車場の前には「地震のため通行禁止」の看板が・・・
古殿町周辺は2011.3.11の東関東大震災よりも、その後4/11に発生した余震(震源はこの付近です)の被害の方が甚大でしたから仕方ありません。

大風川渓谷は立ち入り禁止

取り敢えず渓谷に入ってみます。入口には立派な橋が架かっています。

大風川渓谷の入口

橋を渡るとすぐに石碑がありました。


まだ余震も続いているので当分は復旧されないでしょうが、いつか渓谷を歩いてみたいですね。
大風川渓谷の流れ


2011年8月11日

いわき花火大会

小名浜の花火大会に行ってきました。

今回の花火大会は大震災から5ヶ月が経つのを機に、震災で亡くなられた方の追悼の意味を込めて、全国から沢山の方々に協賛を頂き、各地の被災地で一斉に花火を打ち上げたそうです。
とは言え、会場の小名浜港付近は水族館のアクアマリンふくしまが営業を始めたものの、未だに信号機も壊れたままで道路もガタガタ、など危険なため、今回は一般の人の立ち入りを禁止しての開催です。このため一般の人は遠くの高台から眺めるか競輪場の大型スクリーンで実況放送を見るしかありません。

そうは言っても今年の花火大会は津波被害を乗り越えての開催であり、又、全国の皆さんからの思いが詰まった花火ですから、これは何としても見ない訳に行きません。妻を誘って花火の見える公園に出掛けました。
公園には既に大勢の観客が・・・。やはり、皆さんも同じ気持ちなのでしょう。

地元のFM放送局が花火の実況放送をしているので、ラジオを聴きながら花火を見ていると何となく花火大会の会場にいるようです。

約20分程で終了しましたが、本当に素晴らしい花火大会でした。
協賛して下さった全国の皆様、ありがとうございました。




2011年8月7日

鳥海山

毎日、梅雨時のようなぐずついた天気が続いていましたが、週末の天気予報では鳥海山付近は晴れそうなので鳥海山で計画。でも、行くまでに車で5時間以上掛かるので少々大変です。

当日は朝6:00に自宅を出ましたが、山形自動車道の月山付近は料金所が頻繁にあるためその都度、無料化に伴う渋滞です。お陰で登山口に着いたのは11:30、自宅を出発して5時間30分も掛かりました。(ちなみに帰りは夜だったので車は殆ど走っていなくてスイスイ。 山形自動車道に乗ってから自宅までの所要時間は4時間でした。)
身支度をして登り始めたのがお昼の12時過ぎ。御浜小屋に着いたのは14時。猛暑の中の登山と言う事もあって予定していた行程よりも大幅に遅れています。付近には雷注意報も出ているので雲の変化も気になります。御浜小屋に泊めて貰えるか確認した所、「今日は予約で一杯なので・・・。山頂小屋なら広いので泊まれます。山頂小屋まで行けませんか?」と、遠回しに断られました。
今日の調子では御室小屋まで3時間以上かかりそうなので到着予定は17:30頃。夕方になれば雷も心配なのであまりムリはしたくありません。

今回の山行は直前に決めたので家族にも心配されましたが、装備の面でも2Lの容器を持っていたものの水の補充を忘れ、登山口でも水の補給ができなかったので仕方無く山小屋でペットボトルの水を購入するなど、実際に準備不足の所があった事も否めません。
そんなこんなで今回の山行は何となく気分も晴れず、そのままムリをして山登りを続ける気力も無かったので下山する事に。

今回は高山植物の最盛期は過ぎている感じでしたし、鳥海山の山の感触は判りましたので、また別の機会に挑戦します。

今回の反省点
・山行計画は早めに作り、十分な準備を。
・泊まるところは事前にしっかり予約しておく事。
・山形自動車道路の月山付近は休日の昼間は料金所で渋滞するので余裕有る行程を。

鳥海湖
雲の間から一瞬見える山頂方向
岸壁から望む鳥海山




2011年7月19日

日中大桧沢


福島県と山形県境にある飯森山に登るには沢コースか長い尾根歩きのコースしかありません。
沢登りの経験が無いので日中大桧沢へは踏み込めませんが、ふくしま緑の百景の石碑の写真だけ撮ってきました。
大桧沢 ここから先は落石のため通行止め 

飯森山尾根コースの登山口
大峠トンネル入口にある石碑と案内板
ここが沢コースの入口


2011年7月18日

飯豊山山開き

飯豊山は長年温めていた憧れの山ですが、今回やっと実現できました。天気も良く期待通りの素晴らしい飯豊山でした!!

今回は山開きの日と重なり山小屋も混雑が予想されましたが、本山小屋は定員50名に対して47人と何とかひとり分の就寝スペースは確保できました。荷物はシュラフや自炊道具、食料、水などで14kgほどになってしまいました。猛烈な暑さで飲み水も通常の3倍くらい消費しましたが何ヶ所か水場があるので助かりました。お土産に買った本山小屋のバッジです。


 
 
こちらにも掲載してます→ 登山記録ヤマレコ
 


2011年7月9日

川内村の高塚山

今日は鹿又(かのまた)渓谷を通り、川内村を通って高塚山を目指しました。
途中の景色は田んぼの稲も元気に育って、それなりに普通の生活が戻りつつあるのを感じて嬉しくなりましたが、30km圏内に入ると未だ田んぼも手付かずの状態で、震災から時間が止まったままのようです。
高塚山の駐車場から400mほど手前で進入禁止となっていました。石碑は駐車場の所にあるはずですが今回は諦めて戻ります。
ゲートの左側には立派な舗装道路があって、少し走ると風車群が良く見えました。
万太郎山の風車へ続く道

再び川内村に戻ってから大越町に抜け、本日の第二の目的地、あぶくま洞に向かいます。
仙台平(せんだいひら)周辺がふくしの緑の百景に指定されているので石碑を探していましたが、実は石碑はあぶくま洞にある事が判ったのです。
例年ですと涼しさを求めて多くの観光客が訪れる時期ですが、原発の影響を心配して訪れる人も少なく閑散としていました。
あぶくま洞は放射線も心配無く通常通り開園していますので多くの方々に来て欲しいと思います。
あぶくま鍾乳洞にある石碑




2011年7月2日

浅草岳のヒメサユリ

毎日天気が安定せず、今日も午後から雨の予報だったので、夜中に家を出てネズモチ平からのコースを朝一番で登ってきました。
暑さも影響してか結構バテましたが、久し振りに素晴らしい景色を見ることができて充実した一日でした。

2011年6月18日

一生に一度の願い

西会津にある大山祗(おおやまずみ)神社はふくしま緑の百景です。
6月一杯は春の大祭との事ですし、大山祗神社は一生に一度はどんな願いも聞いてくれるとの事なので、「原発が無事に収束してくれますように!」 との願いも込めてお参りしてきました。

御本社までは参道を往復2時間以上歩きますが、小雨が降る中にも係わらず次々と参拝者が登ってくる事には驚きました。大きなスギ並木も歴史を感じます。
急な上り坂や長い階段もあり、震災以来、運動不足だった身体にはきつかったですが、苦労して登った分、何だかとっても御利益があるように感じました。





2011年6月4日

緑の百景めぐり

今日は久し振りに近くの山に行こうかと思っていたのですが、深夜に震度5弱の余震があったので、山は諦めて緑の百景巡りに行ってきました。

会津高田の伊佐須美神社です。
本殿は最近焼失したために正面は閉鎖されていますが、横から入ることができます。
神社の手前にはアヤメ苑があり、石碑もそこにありました。
アヤメの花はまだ咲いていませんでしたが、沢山の株があるので一斉に開花するとさぞ見事だと思います。
伊佐須美神社

石碑

アヤメ苑

蓋沼森林公園も地図上はすぐ近くですが、結構な山の中にあります。
管理事務所の前の広場に石碑が有りました。名前の由来である蓋沼にも行ってみましたが、神聖な雰囲気の静かな湖です。
蓋沼森林公園案内図

管理事務所前の広場

蓋沼

白鳳山公園にも行きましたが、今日はウォーキングのイベントがあったようで、もの凄い人数が道路を埋め尽くしていて、車で通るのも気が引けます。
暫く行くと展望台があり、石碑もそこに有りました。ウォーキングの皆さんが石碑にも気付かず石碑を背にして記念写真を撮っていましたが、私が石碑の写真を撮り始めると何人か石碑に興味を持って写真を撮り始めました。

2011年5月24日

わら一本の革命 福岡正信

先日、自然農法を実践しながら人類のあるべき姿を問い続けた福岡正信氏(1913-2008)を紹介した昔の番組がテレビで再放送されていました。
とても感銘を受けたので早速、福岡正信氏の著書「わら一本の革命」を買って読みました。

今の社会はネットを使えば自宅に居ながらにして何でも買えて、何でも宅配便で届けてくれる便利な時代です。でも、この仕組みは物流システムの上に成り立つシステムであり、安いガソリンがある事が前提です。
その石油は大昔の植物が地層の中に溜まってできたもので、このまま使い続ければあと40年で枯渇すると言われています。20年位前からこの40年と言う数字は変わっていないので不思議に感じますが、実際には掘った井戸が枯渇しても新たな井戸を掘り続けているので何とか供給量が維持されていましたが、最近は深海など掘削が困難な所しか無くなってきているのでそろそろ枯渇までのカウントダウンも始まると思われます。

地球温暖化防止の面からも化石燃料の消費抑制が求められる中、CO2を出さないエネルギー源として原子力発電が注目されていました。でも、これも自然の猛威に屈してしまいました。
今回の大地震では、電気、ガス、水道が止まり、ガソリンの供給も断たれましたが、そんな中では人間は生きる術も無くなることを痛感しました。

この輝かしい文明社会は実は膨大なエネルギー消費によって支えられている砂上の楼閣であり、エネルギーが無くなれば全く無力な社会だったのです。

今のエネルギー多消費社会は人類の長い歴史に比べればここ百年と言う短い期間の出来事であって、それ以前にはこれほどまでにエネルギーを使わずとも人類は幸せに生きてきました。
自然の摂理を巧みに活かした自然農法を通して人類の原点を問い続けた福岡正信氏の生き方は、エネルギー多消費社会からの脱却を求められる今の我々にとって一筋の光のような気がしました。

2011年4月11日

いわきの余震と桜の開花状況

東日本大震災から1ヶ月が経つのに、いわきでは4/11 と 4/12 に震度5強の余震が発生し、それ以下の小さな地震は数えきれません。

*いわき市小名浜における震度4以上の地震履歴
(気象庁の地震情報により編集)
  発生日時 小名浜震度 震源地   最大震度
  ──────────────────────────     
  4/14 12:09 震度4  福島県浜通り 最大震度4
  4/12 17:48 震度4  福島県浜通り 最大震度4
  4/12 14:07 震度5強 福島県浜通り 最大震度6弱
  4/11 18:05 震度4  福島県浜通り 最大震度4
  4/11 17:17 震度4  福島県浜通り 最大震度5弱
  4/11 17:16 震度5強 福島県浜通り 最大震度6弱
  4/07 23:32 震度4  宮城県沖   最大震度6強
  3/23 07:36 震度4  福島県浜通り 最大震度5強
  3/23 07:12 震度4  福島県浜通り 最大震度5強
  3/19 18:56 震度4  茨城県北部  最大震度5強
  3/12 22:15 震度4  福島県沖   最大震度5弱 
  3/11 17:41 震度4  福島県沖   最大震度5強
  3/11 15:15 震度4  茨城県沖   最大震度6弱
  3/11 14:46 震度6弱 三陸沖    最大震度7

今日は余震も収まってきたのでいわき市小川にある諏訪神社の枝垂れ桜を見に行ってきました。
神社が久し振りに賑わいを取り戻しているのを見て嬉しく思いました。
震災で亡くなられた被災者のご冥福をお祈りすると共に、原子力の一日も早い終息と福島の復興をお願いしてきました。



 

2011年4月3日

いわきの津波被害

津波で自宅を流された方々や原子力事故に伴う避難指示で自宅を追われた方々の事を思うと心が痛みますが、いわき市周辺も4月に入って徐々にライフラインも復旧して街も活気を取り戻しつつあります。

普通の生活を送れると言う事の幸せをあらためて実感する今日この頃です。

(時間が経つにつれ写真を見るのも辛くなってきましたので、以前掲載した写真は削除します…)

2011年2月15日

日山で雪山ハイキング

先日の日曜日は福島県二本松市にある日山に登って来ました。
前日までいわき市内でも積雪がありましたが、当日は朝から晴れ!絶好の登山日和でした!

9:20 田沢登山口 -(1時間50分)- 11:10 山頂 -休憩昼食(65分)- 12:15下山開始 (2時間) -14:15茂原登山口 -(25分)- 14:40田沢登山口




2011年1月30日

鹿狼の湯で新年会

昨日は山の仲間と鹿狼山に登った後、に泊まって新年会でした。
天気予報では当初、雪マークが付いていたので心配しましたが、雪にも遭わず楽しい山行でした。
鹿狼の湯
登山コースは宮城県の小斎峠から登り始め、①金華山、②音羽森、③主義山、④権現森、⑤地蔵森、⑥五社壇、⑦鹿狼山の七峰を縦走するコースを歩きました。
このルートは地元の方が最近開拓されたようで、案内板も手作りの簡易なものでした。

なお一部判りづらい所が有り、途中で道を見失い、地図とGPSを頼りに歩いた所もありました。
低山ながらアップダウンが続き、全行程の所要時間は休憩時間を含めて6時間以上かかる結構ハードなコースでした。

ここはふくしま緑の百景にもなっていて、石碑も確認しました。
下山後は鹿狼の湯で汗を流し、すぐに宴会です!

翌日は朝早く目を覚ましたので温泉に・・・・。
温泉に浸かりながら海に昇るご来光を見る事ができます。
ご来光
朝日に輝く鹿狼山

朝食もなかなかおしゃれな感じ・・・。


2011年1月3日

絹谷富士

元旦の初日の出は雲があってダメでしたので、今日はリベンジです!
夜明け前に石森山の近くにある絹谷富士に登ってきました。
今日も水平線付近には雲があってご来光としてはイマイチでしたが、周りの山が刻々と赤く染まってきれいでした!


石森山

水石山

二ツ箭山


絹谷富士からのご来光